リスクを招く要因

プチ整形と称される手軽さ・簡単さや施術から即帰宅が可能など、美容整形は今日極めて身近かつスピーディーな医療行為とのイメージが、とりわけ若い世代を中心に広まっています。しかしどれだけ技術や用いる器具が進化をみせようとも、施術を施される私達の肉体の耐久力や回復力は一昔前と変わりません。例えばインターネット上の口コミサイトなどで囁かれる、美容整形に関する失敗談や注意喚起を促すメッセージの原因を掘り下げてみた時、事前の十分なコミュニケーション不足、特に施術を受ける側の、美容整形に対する理解度が不十分であったケースが、数多く浮かび上がります。

安価で簡単で抜群の効果など、新規の患者獲得目的の宣伝文句はいずれも魅力的であり、自施設を利用するデメリットやリスクをストレートに文言にする事はありません。1日も早く、より理想に近いルックスを手に入れたいとの願望が、術前術後の自己管理など、美容整形外科から離れた時間帯のケアを時に忘れさせてしまう展開は少なくありません。

勿論施術自体の問題がトラブルを招くケースも見られますが、多くの場合は施術を受ける側の不十分な事前知識と誤解釈、そして安易な施術先の選択から術後のケアの甘さなど、厳しい表現を用いれば「自爆」であるケースが見られ、細心の注意と自己管理が求められます。